こんにちは、でらりんです(^^♪
この記事では、朝日杯フューチュリティステークス(以下、朝日杯FS)の1着馬候補を過去のデータから探します。
近年の朝日杯FSの1着馬は、ダノンプレミアム、アドマイヤマーズ、サリオスなど、競馬界を代表するマイラーが続々と排出されている注目度の高いレースです(/・ω・)/
そんな才能ある競走馬達には必ず共通点があるはず。
過去のデータを探り、1着馬をあぶりだしましょう(^^♪
では、早速結論から
結論
◎ステラヴェローチェ
◎レッドベルオーブ
データ予想でもっとも高いスコアを出したのがこの2頭です。
(レッドベルオーブの画像、ホウオウアマゾンの方が分かりやすく写ってますが・・・この写真がかっこよかったので・・・笑)
では、結論に至った検証データをご覧ください。
出走登録馬
【過去10年間】朝日杯FSの1着馬
2019年 サリオス
2018年 アドマイヤマーズ
2017年 ダノンプレミアム
2016年 サトノアレス
2015年 リオンディーズ
2014年 ダノンプラチナ
2013年 アジアエクスプレス
2012年 ロゴタイプ
2011年 アルフレード
2010年 グランプリボス
※近年のトレンドも考慮し、直近10年間のデータを使用して検証します。
重要な検証 = 朝日杯FSまでの道のり
朝日杯FSは、2013年までは中山競馬場開催、2014年以降は阪神競馬場開催です。開催地が異なりますが、重要な検証データは前走レースと考えているので、2013年以前のデータも使用して検証します。
・前走のクラス
◆過去、朝日杯FSで1着になった馬は、前走はどのクラスのレースに出走していたのでしょう?
新馬戦 1回
1勝クラス 5回
オープン 0回
重賞 4回
前走で1勝クラス(500万下)か重賞に出走した馬が断然有利です。新馬戦から朝日杯FSを勝ったのは2015年のリオンディーズだけ。前走オープンクラス組は一度も朝日杯FSで1着になっていないようです。
・前走の人気
◆過去、朝日杯FSで1着になった馬は、前走は何番人気だったのでしょう?
1番人気 6回
2番人気 2回
3番人気 0回
4番人気 1回
5番人気 0回
6番人気以下 1回
前走で1~2番人気だった馬がかなり有利です。前走4番人気で1着になったのは2012年のロゴタイプ。前走7番人気で1着になったのは2010年のグランプリボス。直近7年間では必ず前走1~2番人気の馬が朝日杯FSで1着になっています。
・前走の着順
◆過去、朝日杯FSで1着になった馬は、前走は何着だったのでしょう?
1着 10回
2着 0回
3着 0回
4着 0回
5着 0回
6着以下 0回
これはめちゃめちゃ強力なデータです。過去10年間において、前走1着だった馬しか朝日杯FSで1着になっていません。
・前走の開催地
◆過去、朝日杯FSで1着になった馬は、前走はどこの競馬場に出走していた?
東京 7回
京都 2回
新潟 1回
前走東京競馬場に出走した馬が有利です。ただし2014年以降、朝日杯FSは阪神競馬場開催に変更されました。2014年以降に絞ると、東京4回・京都2回というデータになります。決して東京競馬場だけが有利とも言えないので、前走の開催地は東京競馬場に加えて京都競馬場までおさえておきましょう。
・前走の距離
◆過去、朝日杯FSで1着になった馬は、前走はどんな距離のレースを走っていたのでしょう?
1400m 1回
1600m 8回
1800m 0回
2000m 1回
前走も朝日杯FSと同じ1600mのレースに出走した馬がかなり有利です。前走1400m組は2015年のリオンディーズ。前走2000m組は2010年のグランプリボス。リオンディーズは唯一新馬戦から朝日杯FSに直行して勝った”イレギュラー”な馬だと考えると、グランプリボス以降の9年間は前走1600m組が圧倒的に有利だといえます。
・継続騎乗 or 乗り替わり
◆過去、朝日杯FSで1着になった騎手は、前走から継続騎乗している?
継続騎乗 6回
乗り替わり 4回
前走から継続騎乗組と乗り替わり組では差がないようにみえます。しかし、乗り替わり組が勝った4回のうち3回は外国人騎手へ乗り替わっています。
◆乗り替わり組が勝った4回の内訳
2019年 サリオス ムーア騎手に乗り替わり
2016年 サトノアレス 四位騎手に乗り替わり
2015年 リオンディーズ デムーロ騎手に乗り替わり
2011年 アルフレード ウィリアムズ騎手に乗り替わり
つまり、「継続騎乗組」と「外国人騎手への乗り替わり組」が圧倒的有利となります。今年はルメール騎手はモントライゼに継続騎乗。デムーロ騎手はスーパーホープに乗り替わり騎乗予定です。
・レース出走回数
◆過去、朝日杯FSで1着になった馬は、デビューから何戦目のレースだったのでしょう?
2戦目 1回
3戦目 4回
4戦目 3回
5戦目 1回
6戦目 1回
デビューから3~4戦目で朝日杯FSに出走する馬がかなり有利です。5戦目組は2016年のサトノアレス。6戦目組は2012年のロゴタイプです。
・前走からの間隔
◆過去、朝日杯FSで1着になった馬は、前走から何週くらい間隔を空けていたのでしょう?
1~5週 7回
6~10週 3回
11~15週 0回
前走から10週以内の間隔で朝日杯FSに出走した馬しか1着になっていません。10週以内ということは、10月10日以降にレース出走経験がある馬のことを指します。
前走のデータ検証は以上です。
ここからは、過去の朝日杯FSの傾向を検証します。
過去の朝日杯FS1着馬の傾向
・人気
◆過去、朝日杯FSで1着になった馬は、何番人気だったのでしょう?
1番人気 4回
2番人気 2回
3番人気 0回
4番人気 1回
5番人気 1回
6番人気以下 2回
1番の勝利回数がもっとも高いですが、有利といえるほど突出したデータではなく、4番人気以下の馬も過去10年間で3回1着になっています。朝日杯FSの人気はあまり気にせずにおきましょう。
・馬番号
◆過去、朝日杯FSで1着になった馬の馬番は、偶数馬番?奇数馬番?
偶数馬番 5回
奇数馬番 5回
偶数馬番と奇数馬番で勝利回数に違いはありません。
・所属トレーニングセンター
◆過去、朝日杯FSで1着になった馬は、どのトレーニングセンターに所属していたのでしょう?
栗東 4回
美浦 6回
トレセン別の勝利数に違いはほとんどありません。栗東トレセン所属馬が有利なことが多いのですが、朝日杯FSにおいては美浦トレセン所属馬が頑張っていますね。
・生産牧場
◆過去、朝日杯FSで1着になった馬の生産牧場は?
ノーザンファーム 5回
ケイアイファーム 1回
社台ファーム 2回
千代田牧場 1回
海外の牧場 1回
ノーザンファーム生産馬がもっとも朝日杯FSを制していますが、他の生産牧場も奮闘していて、ノーザンファーム1強とまではいえないと判断します。
朝日杯FSの検証は以上です。
これまでの検証で有効と判断したデータ×出走馬をまとめます。
まとめ
有効データ8項目に対し、7項目該当する馬が2頭です。
◎ステラヴェローチェ
◎レッドベルオーブ
ステラヴェローチェが唯一外れた項目は前走人気。前走は3番人気でした。
レッドベルオーブが唯一外れた項目は前走開催地。前走は阪神競馬場で開催されたデイリー2歳Sでした。ただし、デイリー2歳Sは本来京都競馬場で開催されるレースですが、今年は京都競馬場の整備工事につきイレギュラー的に阪神競馬場で開催されました。これをどうみるか・・・。
以上、朝日杯FSのデータ予想でした。
みなさんの予想の参考になれば幸いです(^^♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!