【データ検証】ホープフルS 馬券に絡む馬の傾向

予想

こんにちは、でらりんです(^^♪

この記事では、今週末に開催するGⅠレース「ホープフルステークス」の有力馬を過去のデータから検証します。

ホープフルSは、2歳戦の中距離路線の拡充に伴い、2014年から中山競馬場で開催される重賞として誕生しました。そして2017年にGⅠレースへと昇格したレースです。

なので今回は、GⅠに昇格した2017年以降の1~3着馬の傾向をもとに有力馬を検証します。

では、結論から

 

結論

画像引用元:netkeiba.com

◎ダノンザキッド

有効な検証データとなる8項目を全てクリアした最有力馬がダノンザキッドです。おそらく単勝1~2倍台の1番人気に推されると思います。

その他の有力馬は、こちらの表をご覧ください

満点のダノンザキッドに次いで、7点のシュヴァリエローズ、6点のマカオンドールヨーホーレイク。このあたりまでが、過去のデータから有力候補といえるかなと思います。

ただし、検証項目の1つである「騎乗」についてはまだ全ての騎乗が決まっていません。なので、一部の馬の点数が1点上がる可能性はありますので、確定次第、更新します。

では、具体的な検証内容をご紹介していきます。

 

2017年以降のホープフルS 1~3着馬

◆2019年
1着 コントレイル
2着 ヴェルトライゼンデ
3着 ワーケア

◆2018年
1着 サートゥルナーリア
2着 アドマイヤジャスタ
3着 ニシノデイジー

◆2017年
1着 タイムフライヤー
2着 ジャンダルム
3着 ステイフーリッシュ

 

上記計9頭のデータを使って検証します

 

検証

・前走のクラス

◆過去、ホープフルSで馬券に絡んだ馬は、前走はどのクラスのレースに出走していたのでしょう?

重賞    5回
オープン  3回

1勝クラス 1回
未勝利戦  0回
新馬戦   1回

前走重賞組とオープン組の成績が高いです。しっかり段階を踏んで成長してきた馬たちがやはり有力ということですね。1勝クラス組は2018年2着のアドマイヤジャスタ。新馬戦組は2017年3着のステイフーリッシュです。

 

・前走の開催地

◆過去、ホープフルSで馬券に絡んだ馬は、前走はどこの競馬場に出走していた?

東京 3回
京都 5回

中京 1回

前走、東京と京都で出走した馬の成績が高いですね。前走中山組は、過去3年で6頭がホープフルSに出走していますが、いずれも馬券に絡んでいません。そして1つ注意点があります。

★今年は整備工事に伴い、京都競馬場から阪神競馬場に変更したレースがある
・黄菊賞
・もちの木賞
・京都2歳S
今年、これらのレースは阪神競馬場開催に変更されています。そのため、東京と京都に加え阪神競馬場も検証ポイントに加えておきましょう。

 

・前走の人気

◆過去、ホープフルSで馬券に絡んだ馬は、前走は何番人気だったのでしょう?

1番人気   6回
2番人気   0回
3番人気   1回
4番人気   0回
5番人気   1回
6番人気番以下 1

前走1番人気だった馬がホープフルSで馬券に多く絡んでいます。前走3番人気以下で馬券に絡んでいる馬が3頭いることから、今年も1頭は前走3番人気以下が馬券に絡んでくる可能性はありますね。ただ、2019年の1~3着馬は全て前走1番人気ですが・・・。

  

・前走の着順

◆過去、ホープフルSで馬券に絡んだ馬は、前走は何着だったのでしょう?

1着 8回
2着 1回
3着以下 0回

前走1着だった馬が馬券にほぼ絡んでいますので、ここは強く意識しておきたいところです。前走2着だった馬は、2017年の1着馬タイムフライヤーです。

  

・前走の距離

◆過去、ホープフルSで馬券に絡んだ馬は、前走はどんな距離のレースを走っていたのでしょう?

1600m 1回
1800m 5回
2000m 3回

前走1800m組と2000m組がホープフルSでも好走しています。前走1600m組は2017年のジャンダルムのみ。

 

・レース出走回数

◆過去、ホープフルSで馬券に絡んだ馬は、デビューから何戦目のレースだったのでしょう?

2戦目 1回
3戦目 5回
4戦目 1回
5戦目 2回

3戦目のレースとしてホープフルSに出走する馬が最も多いですが、有効な検証項目かどうか?という視点ではやや弱いかな・・・。この項目は参考までとします。

 

・前走からの間隔

◆過去、ホープフルSで馬券に絡んだ馬は、前走から何週くらい間隔を空けていたのでしょう?

1~5週    2回
6~10週   6回

11~15週  1回
16週以上   0回

前走からの間隔が10週以内の馬が、ホープフルSで好走しています。10週以内ということは、10月17日以降に出走経験がある馬ですね。過去に10週以上を空けて馬券に絡んだ馬は、2018年2着のアドマイヤジャスタ。そして今年10週以上の間隔を空けて出走する馬はランドオブリバティのみ。

  

・継続騎乗 or 乗り替わり

過去、ホープフルSで馬券に絡んだ騎手は、前走から継続騎乗している?

継続騎乗  6回
乗り替わり 3回

継続騎乗組が好走していますね。そして乗り替わり組の3回のうち2回は「ムーア→福永」「アッゼニ→武豊」というように、短期免許の外国人騎手からの乗り替わりです。今年は短期免許の外国人騎手はいませんので、継続組が有利と判断して良いでしょう。

  

・生年月

◆過去、ホープフルSで馬券に絡んだ馬の生年月は?

2月生まれ 4回
3月生まれ 2回
4月生まれ 3回

2歳戦は生年月が好走に影響することがあるのですが、ホープフルSに関しては傾向はみられませんでした。

  

・産駒

◆過去、ホープフルSで馬券に絡んだ馬は何産駒?

ハーツクライ    2回
ディープインパクト 1回
ドリームジャーニー 1回
ロードカナロア   1回
ジャスタウェイ   1回
ハービンジャー   1回
Kitten’sJoy     1回
ステイゴールド   1回

産駒はかなり割れましたので、参考外とします。

・生産牧場

◆過去、ホープフルSで馬券に絡んだ馬の生産牧場は?

ノーザンファーム 4回
ノースヒルズ   1回
North Hills    1回
社台白老ファーム 1回
社台ファーム   1回
谷川牧場     1回

ノーザンファーム生産馬の成績が高いですが、有効な検証項目としては少し弱いので参考までとします。

  

・所属トレーニングセンター

◆過去、ホープフルSで馬券に絡んだ馬は、どこのトレーニングセンターに所属していた?

栗東 7回
美浦 2回

栗東トレセン所属馬がかなり有利です。美浦所属馬で馬券に絡んだ馬は2019年3着のワーケア、2018年3着のニシノデイジーです。

 

まとめ

ここまでの検証項目のうち、有効と判断した項目×出走登録の集計がこちら。

冒頭の結論でもお伝えしたように、一部の馬の騎手がまだ確定していないので「騎乗」の項目に関しては一部の馬に加点される可能性がありますが。確定次第更新をしますが、表の赤枠の馬達は有力候補です。

 

以上、ホープフルステークスのデータ検証でした(^^)/

予想の参考材料として取り入れていただければ幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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