こんにちは、でらりんです(^^♪
この記事では、おすすめの競馬書籍をご紹介します。
2020年11月17日に発売された「ジョッキー×ジョッキー」です♪
著者はJRA現役ジョッキーの藤岡佑介騎手です。
僕は最近この本をネット注文して読み終えましたが、めちゃめちゃ面白かったです。これは競馬好きの方には是非読んでいただきたいと思ったので、ご紹介させていただきます(^^)/
ジョッキー×ジョッキーとは
そもそもこの本の内容は、netkeiba.comで連載中の「競馬×対談 with佑」という藤岡佑介騎手の大好評コラムを書籍化したものです。
「競馬×対談 with佑」は誰でも読めるわけではなく、netkeiba.comの有料会員(月額500円~)限定で読むことができるコラムです。
本書では、そんな有料コラム「競馬×対談 with佑」で対談した中から、トップジョッキー10人の対談が掲載されています。
さらに、本書「ジョッキー×ジョッキー」限定の特別対談としてレジェンド武豊騎手との対談も掲載されています。
トップジョッキー 11人との対談
#1 武豊
~常に進化し続ける競馬界のレジェンド~
#2 川田将雅
~扉を閉じたのが将雅なら、開くのも将雅~
#3 クリストフ・ルメール
~ダービー惜敗直後に出た”うれしい”という言葉
#4 四位洋文
~競馬学校生の頃から四位騎手のそばにいられた特権~
#5 浜中俊
~24歳で全国リーディングも、名と実のギャップに悩み~
#6 福永祐一
~ジョッキーとしての二人はキャラ被り!?~
#7 三浦皇成
~先輩騎手も心配した、デビュー1年目の”三浦皇成狂騒曲”
#8 松山弘平
~若手浮上のヒントに、”騎手・松山弘平”の歩み方~
#9 横山典弘
~いまの時代では考えられない常識破りな新人時代~
#10 和田竜二
~日本一元気な42歳”和田竜二”を大解剖~
#11 池添謙一
~大舞台で大事なのは”ハッキリしたレースプラン”~
見どころポイント
ここからは、僕がこの本をオススメする見どころポイントについてご紹介します♪
・ポイント① 対談の内容が面白い!
対談のテーマは主にこれといって決まっていません。だからこそ、騎手それぞれの性格が表れていて、めちゃくちゃ面白いです。
例えば武豊騎手は「騎手としてどうありたいか」という騎手論・騎手愛について語ってくれたり、松山弘平騎手は実はめちゃくちゃく負けず嫌いな性格があらわになっていたり、福永騎手がメディアに出なくなった理由を語ってくれていたり、横山典弘騎手は息子の横山武史騎手がサプライズ登場してお父さんとしての想いを語ってくれていたり・・・。
面白すぎて、一気に読めてしまいますよ(^^♪
・ポイント② 藤岡佑介騎手の人柄
今回、この「ジョッキー×ジョッキー」を読んで一番感動したのがこの藤岡佑介騎手の人柄です。藤岡佑介騎手といえば愛想がよく、気前も良く、後輩からとても慕われていることで有名で、たびたび同期の川田騎手と引き合いにだされることで有名ですよね。笑
しかし、今回「ジョッキー×ジョッキー」を読んで感じたのは、藤岡佑介騎手がとても周囲に気を配ることができて、人をすごく良く見ていて、自分の感じたことを言葉にできる賢い方なんだなあと思いました(^^♪
そんな人柄の藤岡佑介騎手だからこそ、対談を望む騎手が多く、いざ対談すると普段は絶対に人に話さないようなことまで話してしまうのでしょう。藤岡騎手が本当に騎手仲間から慕われていて、そして藤岡騎手も本当に騎手仲間のことを尊敬しながら日々接しているのだなあと感動すら覚えます。
今年は迷ったら藤岡佑介騎手を買おうかな 笑
・ポイント③ 騎乗テクニックや裏話しが多い!
ずばり、ジョッキーにしか分からない騎乗テクニックや裏話しが満載です(^^♪
パドックや返し馬の見極め方、ポジションどりのテクニック、直線での追い方のテクニック、ゲートのテクニック、G1の乗り方、そして数々の名レースの裏話しなど、「へぇー!」っと声に出してしまうよなこともたくさん話してくれています。
また、浜中騎手や三浦騎手の悩みやトラウマ、和田騎手の影の努力、川田騎手の素顔、横山騎手のポツン騎乗の真意など、騎手それぞれの思いや考えを知ることができるので、これまでよりもっと騎手を身近に感じることができます。
「ジョッキー×ジョッキー」は、予想や馬券の買い方が上手くなる本ではないかもしれません。しかし、競馬愛はぐっと深くなる、そんな書籍だと思います(^^)/
さいごに
以上、「ジョッキー×ジョッキー」の紹介でした(^^)/
同じジョッキーでも、競馬に対する考え方、騎乗スタイルやテクニック、レース以外の場での立ち振る舞い、目標、セカンドキャリアなど本当に様々です。
こういった騎手の人間模様なんかも知ることができれば、もっと競馬を楽しむことができると思います。
まだ読んだことない方は、是非手に取ってみてください(^^♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!