【コース解説】阪神競馬場 ダート2000m

コース解説

阪神ダート2000m 特徴

スタート地点は芝内回りコースの4コーナーのポケット。最大で芝の上を78m通ってダートコースに入る。あとは、ダート1800mと同じルートを通り、グルリと1周。最後の直線距離は352.5m。残り200mが急坂となっている。

芝スタートであることと、しばらく平坦部分を走れることから、前半3ハロンは阪神ダート1800mよりも速くなっている。平均は各クラスとも35~36秒台。1~2コーナーに入るとペースが落ち着き、向正面も比較的ゆったりした流れ。

しかし、この中盤の4ハロンはクラスが上がるほど厳しくなる。そして後半は一気のスパート。ラスト600mで速い上がりを出せる馬が上位入線しやすく、決め手がある馬が有利だ。もちろんスタミナも問われる。脚質的には阪神ダート1800mよりもさらに逃げ馬の成績が落ちるが、その代わりマクリが決まりにくくなっている。

基本は先行策。差し、追い込みは回収率が低く、力がある人気馬を中心に考えたい。枠順は1枠の成績が極端に悪い。2枠も今一つで内枠はマイナス材料。

 

クラス別水準ラップ

クラス別水準ラップ(3F-4F-3F)と勝ち時計

◆2歳オープン・重賞クラスの競争はなし

◆3歳以上1勝クラス
(35.6-52.9-38.0 = 2.06.5)

◆3歳以上2勝クラス
(36.0-52.4-37.3 = 2.05.7)

◆3歳以上3勝クラス・オープンクラス
(35.6-52.1-36.9 = 2.04.6)

◆3歳以上重賞クラス
(35.0-51.9-37.2 = 2.04.1)

  

阪神ダート2000m 傾向

※2015年1月1日~2020年12月31日のデータを使用して集計してます。

・枠番別

 

・騎手別

 

・調教師別

 

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