こんにちは、でらりんです(^^♪
新年最初の重賞「金杯」が今週開催されますが、この記事では「京都金杯」の過去のデータから1着馬の傾向をご紹介します( `ー´)ノ
もう1つの金杯「中山金杯」のデータ予想はこちら↓↓
京都金杯のデータ予想に関しては、過去のデータが全く通用しない可能性もあるので記事として書くか迷いました。理由は、今年の京都金杯は京都競馬場開催ではなく、中京競馬場開催だからです。
しかし、通用するデータと通用しないデータを自分の中で整理するという意味でも、過去の1着馬の傾向を出してみることにします( `ー´)ノ
これまで通りの方法でデータ予想を展開しますので、みなさんの予想の参考になれば幸いです(^^♪
結論
◎レッドガラン
デビューは3歳の春(2018年4月)と遅れてしまいましたが、順調に1勝クラス→2勝クラス→3勝クラス→オープンと勝ち上がってきた実力馬です。2020年の5~6月に初めて重賞に挑戦し、新潟大賞典は6着、鳴尾記念は5着と、惜しい結果を残しています。前走リゲルステークスでは、約1年ぶりに1600mのレースに出走して3着で、1着の馬とは0.2秒差。その1着馬が京都金杯に出走するシュリで、おそらくシュリは1~2番人気になると思いますが、京都金杯で逆転できる可能性は十分あります。
こちらが、今回の有効データか導き出した1着候補です。
※項目「人気」は1月4日時点のnetkeiba.comの人気を参考にしています。当日、人気は変動する可能性があります。
唯一該当しなかった項目が「騎乗」ですが、このデータは今回の検証項目では比較的弱いデータかな?と個人的に思っていますので、レッドガランを狙ってみても面白いかもしれません。
では、検証内容をご覧ください(/・ω・)/
出走登録馬
【過去】京都金杯の1着馬
2020年 サウンドキアラ
2019年 パクスアメリカーナ
2018年 ブラックムーン
2017年 エアスピネル
2016年 ウインプリメーラ
2015年 ウインフルブルーム
2014年 エキストラエンド
2013年 ダノンシャーク
2012年 マイネルラクリマ
2011年 シルポート
※上記、2011年~2020年の京都金杯1着馬のデータを使用して、1着馬の傾向を検証していきます。
検証
・人気
◆過去、京都金杯で1着になった馬は、何番人気だったのでしょう?
1番人気 3回
2番人気 0回
3番人気 3回
4番人気 1回
5番人気 1回
6番人気以下 2回
基本的には1~5番人気の馬が1着になっています。6番人気以下で1着になった馬は、2014年のエキストラエンド、2011年のシルポート。どちらも6~7番人気程度ですので、大穴が1着になったというケースはないです。1~5番人気が有力でしょう。
・馬年齢
◆過去、京都金杯で1着になった馬は、何歳だったのでしょう?
4歳 4回
5歳 3回
6歳 3回
7歳 0回
8歳 0回
4~6歳しか1着になっていません。余談ですが、競争馬の年齢は1月1日から一斉に1歳年齢を重ねます。例えば12月まで3歳だった馬は、中山金杯ではみんな4歳馬として出走するんですね。
・性別
◆過去、京都金杯で1着になった馬の性別は?
牡馬 8回
牝馬 2回
騙馬 0回
牡馬が断然有利ですので、データ予想としては牡馬を推奨します。
・負担重量
◆過去、京都金杯で1着になった馬の負担重量は?
52kg 0回
53kg 2回
54kg 0回
55kg 4回
56kg 0回
56.5kg 1回
57kg 3回
57.5kg 0回
58kg 0回
軽い負担重量~重い負担重量の馬まで、幅広く1着になっています。もう少し傾向をみるために下記1~3着馬のデータもご覧ください。
◆過去、京都金杯で1~3着になった馬の負担重量は?
52kg 0回
53kg 4回
54kg 6回
55kg 5回
56kg 3回
56.5kg 1回
57kg 6回
57.5kg 3回
58kg 2回
中山金杯の傾向と異なり、京都金杯は負担重量の軽い馬もバシバシ3着内に入っていることが特徴です。4コーナーから坂を下り平坦な直線勝負となる京都競馬場では、負担重量の軽い馬がスピードを落とすことなく勢いに乗ったまま好走できてしまう特徴があります。
・枠番
◆過去、京都金杯で1着になった馬の枠番は?
1枠 3回
2枠 3回
3枠 1回
4枠 1回
5枠 0回
6枠 2回
7枠 0回
8枠 0回
内枠が1着になっている傾向が強く、外の7~8枠は1度も1着になっていません。これだけでは母数が少ないので、下記1~3着馬までのデータをご覧ください。
◆過去、京都金杯で1~3着になった馬の枠番は?
※( )の数字は出走頭数、パーセンテージは枠別の3着内率
1枠 6回(19) 31.6%
2枠 5回(19) 26.3%
3枠 6回(19) 31.6%
4枠 5回(20) 25.0%
5枠 2回(20) 10.0%
6枠 2回(20) 10.0%
7枠 1回(23) 4.3%
8枠 3回(25) 12.0%
3着内率でみても、やはり内枠~中枠が有利です。京都金杯の舞台である京都芝1600mの外回りコースというのは、先行してコーナーをロスなくまわる馬が有利です。多頭数となると外枠の馬はコーナリングでロスすることが多く、これが結果的に外枠不利に繋がっているのだと思います。
・所属トレーニングセンター
◆過去、京都金杯で1着になった馬の所属トレーニングセンターは?
栗東 9回
美浦 1回
栗東トレセン所属馬が圧倒的に有利です。美浦トレセン所属馬で1着になったのは、2012年のマイネルラクリマまでさかのぼります。今年の京都金杯で美浦トレセン所属馬は、人気の一角ピースワンパラディのみ。
・前走のクラス
◆過去、京都金杯で1着になった馬は、前走どのクラスのレースに出走していた?
GⅠ 2回
GⅡ 1回
GⅢ 1回
オープン 6回
3勝クラス 0回
前走が重賞かオープンクラスに出走した馬しか1着になっていません。今年の京都金杯を、重賞でもオープンクラスでもない「3勝クラス」から出走するのはトリプルエースのみ。
そして京都金杯を予想するうえで重要なポイントとして、前走リゲルステークス組に注目したいです。直近5年間(2016年~2020年)の京都金杯1着馬の前走をご覧ください。
◆京都金杯1着馬と前走レース
※( )が前走レースと着順
20年 サウンドキアラ (リゲルS 3着)
19年 パクスアメリカーナ(リゲルS 1着)
18年 ブラックムーン (リゲルS 5着)
17年 エアスピネル (菊花賞 3着)
16年 ウインプリメーラ (リゲルS 5着)
なんと、直近5年間の京都金杯において、5回中4回が前走リゲルステークスに出走した馬です。もう少し深掘りしてみましょう。直近5年間でリゲルステークスから京都金杯に出走した全馬の傾向を分析しました。
この表は、過去にリゲルステークスから京都金杯へ出走した17頭の、リゲルステークスの時の人気と着順、京都金杯の着順をまとめたものです。この表を見ると、リゲルステークスで1~5番人気&1~5着以内だった馬は、必ず京都金杯で馬券に絡んでいます。
では、今年の京都金杯でこの傾向に合致する馬はいるのでしょうか?
今年はリゲルステークス組が3頭出走します。3頭のうち、シュリとレッドガランの2頭が該当します。2018年のようにリゲルステークス組が1~3着に2頭入線する可能性がありそうですね。
・前走の開催地
◆過去、京都金杯で1着になった馬は、前走どの競馬場のレースに出走していた?
阪神 6回
京都 2回
東京 2回
前走は阪神競馬場のレースに出走した馬が有利ですね。しかし京都・東京組も決して侮れませんので注意が必要です。今年の京都金杯で、阪神・京都・東京以外のレースから京都金杯に出走する馬はレッドアネモスのみです。
・前走の距離
◆過去、京都金杯で1着になった馬は、前走どの距離のレースに出走していた?
1600m 7回
1800m 2回
3000m 1回
前走で、京都金杯と同じ「芝1600m」を走った馬が有利ですね。芝1800mを走った馬も2回実績がありますが、今年の京都金杯で前走1800m組は1頭もいません。前走1600m組に絞りましょう。
・前走の人気
◆過去、京都金杯で1着になった馬は、前走では何番人気だった?
1番人気 1回
2番人気 3回
3番人気 0回
4番人気 1回
5番人気 2回
6番人気以下 3回
前走人気薄の馬も、京都金杯で1着になった実績が十分あります。前走の人気は一切気にしなくて良いでしょう。
・前走の着順
◆過去、京都金杯で1着になった馬は、前走では何着だった?
1着 2回
2着 0回
3着 3回
4着 0回
5着 2回
6着以下 3回
前走5着以下の馬が京都金杯で1着になっているケースも十分あります。前走の着順は気にしなくて良いでしょう。
・前走からの間隔
◆過去、京都金杯で1着になった馬は、前走から何週くらいの間隔をあけて京都金杯に出走した?
1~5週 6回
6~10週週 3回
11~15週 1回
前走から10週以内の間隔で京都金杯に出走する馬が圧倒的に有利です。しかし、今年の京都金杯の出走登録馬はすべて10週以内の馬です。どの馬も勝ちパターンのローテーションで京都金杯に臨んでいるということですね。
・騎乗
◆過去、京都金杯で1着になった騎手は、前走から継続騎乗している?乗り替わっている?
継続騎乗 3回
乗り替わり 7回
前走から騎手が乗り替わりになっている馬が有利ですね。継続騎乗で1着になった馬はこの3頭です。
◆前走から継続騎乗で1着になった馬
2020年 パクスアメリカーナ(4歳)
2017年 エアスピネル (4歳)
2011年 シルポート (6歳)
継続騎乗で1着になった馬のうち2頭は4歳馬です。4歳馬といっても1月1日で4歳表記になったばかりの限りなく3歳に近い馬です。乗り慣れた騎手はプラスに働くのでしょう。前走から乗り替わり&継続騎乗(4歳馬)に絞ってみます。
まとめ
ここまでの有効データと出走登録馬を掛け合わせてみます。
冒頭の結論でお伝えしました通り、レッドガランが1頭抜けました。
冒頭でも記述したように、今年の京都金杯は京都競馬場で開催されません。開催場所は阪神競馬場でもなく中京競馬場です。
コース形態も違えば、左回りの競馬場です。
これまでのデータが全く機能しない可能性もあります。逆にコースは違いますが、このレースに向かうまでの臨戦過程は同じはずなのでデータが通用する可能性もあります。難しいですねー( `ー´)ノ
京都金杯のデータ予想は以上です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!