こんにちは、でらりんです(^^♪
この記事では、今週末に東京競馬場で開催されるフェブラリーステークス(以下、フェブラリーS)の1着馬候補を、過去のデータから選出します。
東京ダート1600mのコース解説はこちら↓↓
では早速フェブラリーSの評価から↓↓
評価
SS評価
レッドルゼル
A⁺評価
カフェファラオ
アルクトス
インティ
A評価
オーヴェルニュ
ヘリオス
結論はこのようになりました(^^)/
全14項目をパーフェクト!!
レッドルゼルがSS評価です(/・ω・)/
以下、検証内容です。こちらもご覧いただけますと幸いです。
出走登録馬
【過去】フェブラリーS 1着馬
2020年 モズアスコット
2019年 インティ
2018年 ノンコノユメ
2017年 ゴールドドリーム
2016年 モーニン
2015年 コパノリッキー
2014年 コパノリッキー
2013年 グレープブランデー
2012年 テスタマッタ
2011年 トランセンド
上記、直近10年間の1着馬のデータを使用して検証します
検証
・人気
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬は、何番人気だったのでしょう?
1番人気 4回
2番人気 2回
3番人気 1回
4番人気 1回
5番人気 0回
6番人気以下 2回
1番人気がもっとも1着になっていますが、2~4着まで有力どころも勝っていますね。6番人気以下でフェブラリーSを勝ったのは、16番人気のコパノリッキー(2014年)、7番人気のテスタマッタ(2012年)です。1~4番人気を有効データとして使用します。
・年齢
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬の年齢は?
4歳 3回
5歳 4回
6歳 3回
7歳 0回
8歳 0回
4~6歳馬しかフェブラリーステークスを勝っていません。4~6歳の中で差はほとんどありませんので、年齢は4~6歳を有力データとします。
・性別
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬の性別は?
牡馬 9回
牝馬 0回
騙馬 1回
牡馬が圧倒的に有利です。と言っても、過去10年間で158頭が出走して牝馬は8頭、騙馬は9頭だけですが・・・。今年も出走登録している23頭中、牝馬は1頭、騙馬は0頭です。絞るにはいたりませんが、牡馬を有効データとして使用します。
・枠番
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬の枠番は?
1枠 1回
2枠 2回
3枠 0回
4枠 1回
5枠 0回
6枠 3回
7枠 2回
8枠 1回
あまり大きな偏りはみられません。1着馬だけではなく、全頭でみるとどうでしょうか。
◆過去10年間のフェブラリーSの枠番別成績(全頭)
やはり大きな偏りはみられませんので、枠番は気にしないでおきましょう。
・馬番
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬の馬番は、偶数馬番?奇数馬番?
偶数 8回
奇数 2回
偶数馬番が断然有利です。これは少々オカルト的数字ではありますが、実際のところは馬に聞いてみたくなりますね。とはいえ偶数馬番が断然勝っているのも事実なので、有効データとして使用します。
・所属トレーニングセンター
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬の所属トレーニングセンターは?
栗東 9回
美浦 1回
栗東トレセン所属馬が圧倒的に有利です。今年はカフェファラオやアルクトスが美浦トレセン所属馬です。果たしてどうなるか・・・。栗東トレセン所属馬を有効データとして使用します。
・種牡馬
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬の種牡馬は?
ゴールドアリュール 3回
ワイルドラッシュ 1回
マンハッタンカフェ 1回
トワイニング 1回
ケイムホーム 1回
Tapit 1回
Henny Hughes 1回
Frankel 1回
ゴールドアリュール産駒が3勝していますね。ただ、有効データとして使用するには少々弱いので、種牡馬は気にしないでおきます。ちなみに今年の出走登録馬のうち唯一のゴールドアリュール産駒はサンライズノヴァです。
・生産牧場
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬の生産牧場は?
社台ファーム 2回
ヤナガワ牧場 2回
山下恭茂 1回
ノースヒルズ 1回
ノーザンファーム 1回
Waterford Farm 1回
Summer Wind Farm 1回
Empire Equines LLC 1回
傾向は特にみられません。生産牧場は気にしないでおきましょう。
・前走の人気
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬は、前走では何番人気だった?
1番人気 4回
2番人気 1回
3番人気 2回
4番人気 1回
5番人気 1回
6番人気以下 1回
前走は幅広く1着になっています。6番人気以下の1回は、前走6番人気だったノンコノユメのことです。言い換えると、前走1~6番人気の馬しかフェブラリーSを勝っていません。有効データとして使用します。
・前走の着順
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬は、前走では何着だった?
1着 7回
2着 0回
3着 1回
4着 0回
5着 0回
6着以下 2回
前走1着の馬が有利です。前走1着馬を有効データとして使用します。
・前走クラス
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬は、前走どのクラスのレースに出走していた?
G1 2回
G2 3回
G3 4回
オープン 1回
前走重賞組が圧倒的に有利です。では、重賞のレース名で見るとどうでしょうか。
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬は、前走どのレースに出走していた?
根岸ステークス 4回
東海ステークス 3回
フェアウェルS 1回
チャンピオンズC 1回
JDD 1回
前走、根岸Sと東海Sに出走した馬が有利です。有効データとして使用します。
・前走の距離
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬は、前走どの距離のレースに出走していた?
1400m 4回
1600m 0回
1800m 6回
2000m 0回
前走1400m組と1800m組しか勝っていません。有効データとして使用します。
・騎乗
◆過去、フェブラリーSで1着になった騎手は、前走から継続騎乗している?乗り替わっている?
継続騎乗 7回
乗り替わり 3回
前走から騎手が継続騎乗している馬が有利です。有効データとして使用します。
・前走上がり3ハロン
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬は、前走の上がり3ハロン(ゴールまで残り600mの距離)は何番目に速かった?
1位 1回
2位 4回
3位 2回
4位以下 3回
結論としては、前走上がり3ハロンのデータは有効データとして使用しません。ですが傾向として面白いのは、前走上がり最速の馬が1回しか1着になっていない点です。全頭の傾向を見て見ましょう。
◆【過去】フェブラリーSの上がり3ハロン 順位別着順
フェブラリーSで上がり3ハロン1位だった馬の成績は(2.5.3.2)で、連対率58.3%。複勝率は83.3%です。1着馬候補としては推しづらいですが、馬券内率としては非常に高い数字です。フェブラリーSでは前半のポジション争いを制し、直線では先団~中団から抜け出してくる馬が有利である一方、後方待機組が馬券内にしっかり入ってくるということを抑えておきたいです。
・誕生月
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬の誕生月は?
1月 0回
2月 0回
3月 6回
4月 4回
5月 0回
オカルト上等。3~4月生まれの馬しか1着になっていません。有効データとして使用します。
・リピーター
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬は、以前にフェブラリーSに出走した経験があった?
初出走 7回
2回目 2回
3回目 1回
フェブラリーSに初めて出走する馬が有利です。一方で、フェブラリーSの出走が2回目または3回目で1着になった馬にも共通点があります。
2018年 ノンコノユメ 1着
→2016年のフェブラリーSで2着
2015年 コパノリッキー 1着
→2014年のフェブラリーSで1着
2012年 テスタマッタ 1着
→2010年のフェブラリーSで2着
このように、フェブラリーSのリピーターで1着になった馬の共通点は、過去にフェブラリーSに出走した際、連対している(1~2着になっている)という点をおさえておきたいです。「フェブラリーS初出走の馬」と「過去にフェブラリーSを連対したことがある馬」を有効データとして使用します。
・東京ダート実績
◆過去、フェブラリーSで1着になった馬の、東京ダート(1400m~1800m)の実績は?
下の表は、過去のフェブラリーSの1着馬のデータです。彼らがフェブラリーで1着になる直前の、東京ダート1400m~1800mの成績を集計しました。なお、2019年1着のインティはこのコース未経験となります。
押さえておきたいポイントは2つ。1つは、2016年以降5年連続でコース勝率50%を超える馬が1着になっているということ。(コース未経験のインティも含めると6年連続)
もう1つは、コース連複率60%を超える馬が過去10年間で8頭該当します。(コース未経験のインティを含めると9頭)
この2つのデータを有効データとして使用します。
まとめ
ここまでの有効データをまとめました。
※「人気」は2月18日時点のnekeiba.comの人気を参考にしています。当日の人気次第で、評価が変動する可能性があります。
SS評価
レッドルゼル
A⁺評価
カフェファラオ
アルクトス
インティ
A評価
オーヴェルニュ
ヘリオス
B⁺評価
サンライズノヴァ
ワイドファラオ
B評価
ソリストサンダー
C評価
エアアルマス
サクセスエナジー
エアスピネル
D評価
スマートダンディー
ミューチャリー
ワンダーリーデル
ヤマニンアンプリメ
全14項目パーフェクトのレッドルゼルをSS評価としました。レッドルゼルの最大のポイントは、1600mという距離に挑戦するということです。厩舎も主戦の川田騎手も、この馬にとって1600mは長いと断言しています。ですが、このフェブラリーSを目標にして前走の根岸Sも騎乗し、直線半ばまで脚をためて、最後に一気に差しきるレースを見せました。このフェブラリーSで、新境地を切り開くことができるか。
フェブラリーSのデータ予想は以上です(^^)/
みなさんの予想の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!