中山芝3600m 特徴
現在、JRAで施行されている最長距離のコース。スタート地点は正面スタンド前直線の真ん中よりやや右。芝1800mと芝2000mのスタート地点の中間あたりで、スタート後まもなく急坂を駆け上がる。
1~2コーナーの中間までは上り坂。その後は内回りコースに入り、向正面の直線は平坦。3~4コーナーはスパイラルカーブで、緩い下り坂になっている。内回りコースを2周して、最後の直線へ。
最後の直線距離は310mと、中央4場の中では最短。仮柵によるコース設定はA、B、Cの3パターンとあるが、年末に行われるG2のマラソンレース・ステイヤーズSでのみ使用。近年の同レースはAコースで行われている。
参考となる平均ラップはステイヤーズSのみ。しっかりした逃げ馬がいる場合は、平均的な流れが続き、そうでない場合は1ハロン13秒台のラップが連続で刻まれるような完全なスローペース。ほぼこの2パターンの流れとなる。
すべて平均すると前半の3ハロンはポジション取りの動きがあり、37秒台半ば。ラスト3ハロンは35秒台となっている。コーナーを8回も回るため、器用さが必要。
先行馬が有利だ。ただし、逃げ馬は不振。スタミナが必要なのは言うまでもない。枠順の有利・不利はほとんどない。
クラス別水準ラップ
※2016年1月1日~2020年12月31日までのデータを使用しています。
※200m刻みの平均ラップです。
中山芝3600m 傾向
・枠番別
※2016年1月1日~2020年12月31日のデータを使用しています。
・騎手別
※2016年1月1日~2020年12月31日のデータを使用しています。
・調教師別
※2016年1月1日~2020年12月31日のデータを使用しています。
・種牡馬別
※2020年1月1日~2020年12月31日のデータを使用しています。
・脚質別
※2016年1月1日~2020年12月31日のデータを使用しています。