阪神芝2600m 特徴
スタート地点は正面スタンド前直線の右端。外回りコースの4コーナー出口付近で、芝2200mのスタート地点と同じだ。ただ、芝2200mは内回りコースを使用するのに対し、芝2600mは外回りコースを使用することになる。
最後の直線距離はAコース時が473.6m、Bコース時が476.3m。最後の直線入り口から半ばまで下りが続き、残り200m付近から急な上り坂になる。約120mの間に1.8mの勾配を一気に駆け上がる。なお、AコースとBコースでは直線部分で3m、曲線部分で4m幅員が違う。フルゲートは18頭。
コース改修後の新装オープンから10年経過し、2016年末にレースが初めて行われた。その後は1年間に3鞍ほどが行われ、3歳の未勝利戦や3歳以上500万クラスの平場戦が組まれている。
コース形態としては芝2400mとあまり変わらないが、実際に200m距離が延びる影響はあると考えられる。長距離に適性がある馬にとってはありがたい舞台と言えるだろう。
各馬の力が発揮されやすいコースで、展開上の紛れは少ない印象。逃げ馬は力がないと残ることができない。好位抜け出しがベストで、差しも決まる。ただし、後方一気は厳しい。
阪神芝2600m 傾向
※2015年1月1日~2020年12月31日のデータを使用して集計しています。
・枠番別
・騎手別
・調教師別