こんにちは、でらりんです(^^♪
11月22日(日)にマイルチャンピオンシップ(以下、マイルCS)が開催されます。この記事では、直近20年間のマイルCSのデータから、勝ち馬の傾向を探ります。
出走馬
【過去】マイルCSの勝ち馬
2019年 インディチャンプ
2018年 ステルヴィオ
2017年 ペルシアンナイト
2016年 ミッキーアイル
2015年 モーリス
2014年 ダノンシャーク
2013年 トーセンラー
2012年 サダムパテック
2011年 エイシンアポロン
2010年 エーシンフォワード
2009年 カンパニー
2008年 ブルーメンブラッド
2007年 ダイワメジャー
2006年 ダイワメジャー
2005年 ハットトリック
2004年 デュランダル
2003年 デュランダル
2002年 トウカイポイント
2001年 ゼンノエルシド
2000年 アグネスデジタル
検証
過去20年間のマイルCSのデータの中から、特に注目すべきデータを掲載します。
・人気
◆直近20年のマイルCSで1着になった馬は、何番人気だったのでしょう?
1番人気 4回(20%)
2番人気 1回(5%)
3番人気 3回(15%)
4番人気 5回(25%)
5番人気 3回(15%)
6番人気以下 4回(20%)
人気馬が1着になるケースは決して高くないのがマイルCSの特徴です。直近20年ではなく、直近10年の傾向は以下の通りです。
◆直近10年の傾向(2010年~2019年)
1番人気 0回(0%)
2番人気 1回(10%)
3番人気 2回(20%)
4番人気 3回(30%)
5番人気 2回(20%)
6番人気以下 2回(20%)
直近10年では、1番人気は1度も勝っていません。3番人気~5番人気の馬が1着になっているケースが多いです。
・性別
◆直近20年のマイルCSで1着になった馬の性別は?
牡馬 18回(85%)
牝馬 1回(5%)
セン馬 1回(5%)
圧倒的に牡馬有利です。牝馬の勝利は2008年のブルーメンブラッド、セン馬の勝利は2002年のトウカイポイントまでさかのぼります。
・馬年齢
◆直近20年のマイルCSで1着になった馬は、何歳だったのでしょう?
3歳 3回(15%)
4歳 7回(35%)
5歳 6回(30%)
6歳 3回(15%)
8歳 1回(5%)
4~5歳馬の1着傾向が強いですが、勝率は65%で傾向としては少し弱いです。3歳と6歳馬でも可能性は十分あります。
・所属トレーニングセンター
◆直近20年のマイルCSで1着になった馬は、どこのトレセンに所属していたのでしょう?
栗東 14回(70%)
美浦 6回(30%)
栗東トレセン所属馬の勝率は70%です。直近10年間の傾向でみると、さらに傾向は強くなります。
◆直近10年の傾向(2010年~2019年)
栗東 8回(80%)
美浦 2回(20%)
・継続騎乗 or 乗り替わり
◆直近20年のマイルCSで1着になった騎手は、前走から継続騎乗していたのでしょうか?
継続騎乗 11回(55%)
乗り替わり 9回(45%)
直近20年ではあまり傾向がないように見えます。しかし、直近10年でみると傾向は大きく変わります。
◆直近10年の傾向(2010年~2019年)
継続騎乗 2回(20%)
乗り替わり 8回(80%)
直近10年でみると、前走から騎手が乗り替わった馬が1着になっている傾向が強いです。
◆前走から騎手の乗り替わりがあったマイルCSの1着馬(直近10年)
2019年 インディチャンプ(福永→池添)
2018年 ステルヴィオ (ルメ→ビュイック)
2016年 ミッキーアイル (松山→浜中)
2015年 モーリス (川田→ムーア)
2014年 ダノンシャーク (福永→岩田)
2013年 トーセンラー (幸→武豊)
2011年 エイシンアポロン(田辺→池添)
2010年 エーシンフォワード(スミヨン→岩田)
・前走のレース
◆直近20年のマイルCSで1着になった馬は、前走どのレースに出走していたのでしょう?
天皇賞秋 5回(25%)
スプリンターズS 4回(20%)
富士S 4回(20%)
毎日王冠 2回(10%)
安田記念 1回(5%)
京都大賞典 1回(5%)
スワンS 1回(5%)
府中牝馬S 1回(5%)
武蔵野S 1回(5%)
天皇賞秋、スプリンターズS、富士Sの出走組が、マイルCSで1着になるケースが多いです。また、2018年~2019年は毎日王冠組がマイルCSを連勝しているので要警戒です。
・ローテーション
◆直近20年のマイルCSで1着になった馬は、どれくらいの間隔をあけてマイルCSに出走したのでしょう?
1~5週 12回(60%)
6~10週 7回(35%)
11~15週 0回(0%)
16~20週 0回(0%)
21週~ 1回(5%)
前走から中10週以内でマイルCSに出走している馬が圧倒的有利です。さらに細かく分解すると、中7週までです。つまり、2020年10月3日以降にレース経験がある馬が、マイルCSで1着になる傾向が非常に高いです。
以上です。
みなさんの予想の参考程度に役立てば幸いです(^^♪