こんにちは、でらりんです(^^♪
この記事では、今週末に阪神競馬場で開催される天皇賞(春)(以下、天春)の勝ち馬候補と、1~3着の馬券内に入りそうな候補を、過去のデータから選出します。
例年、京都競馬場で開催される天春ですが、京都競馬場が整備工事中のため、今年は阪神競馬場で開催となります。この勝ち馬傾向の記事では、例年と競馬場が異なりますがそこは度外視して、あくまで天春の勝ち馬傾向を探ります。
では早速、結論から(/・ω・)
結論
<勝ち馬候補>
S評価
アリストテレス
A⁺評価
ディープボンド
1着候補の本命はアリストテレスです。
<馬券候補>
S評価
アリストテレス
ディープボンド
A⁺評価
ゴースト
ディアスティマ
カレンブーケドール
ワールドプレミア
アリストテレスが1着候補の本命であるのに対し、ディープボンドも馬券候補の筆頭に挙がります。
A⁺評価に有力馬が揃いましたが、1頭超大穴のゴーストが入っています。
以下、検証結果です(/・ω・)/
出走登録馬
【過去】天春の勝ち馬
上記10年間のデータを使用して、勝ち馬傾向を検証します。
配当(過去10年間)
◆天春の配当金額_過去10年間
※全重賞の平均配当金額(過去10年間)も記載しました
2012年の14番人気(単勝159倍)ビートブラックが大穴をあけたこともあり、平均オッズがかなり高めになっています。ビートブラック以降の2013年~2020年の平均オッズは、単勝497円、馬連5,138円、3連複22,845円、3連単115,222円。全重賞と比較すると、明らかに波乱が少ない配当となっています。
タイム・上がり(過去10年間)
◆天春のタイム(過去10年間)
※参考に、同コースOPクラス以上の平均タイムを記載
◆天春の上がり3ハロン(過去10年間)
※参考に、同コースOPクラス以上の平均タイムを記載
検証
・人気
◆過去、天春で1着になった馬は、何番人気だったのでしょう?
1番人気 3回
2番人気 4回
3番人気 0回
4番人気 1回
5番人気 0回
6番人気以下 2回
2015年~2020年までの直近6年間は、全て1~2番人気が勝利しています。今年も1~2番人気には注目した方が良いかもしれませんね。
◆参考:1着馬以外も含めた全頭データ(直近10年間)
3~4番人気の勝率はかなり低いですが、連対率・複勝率は高く、馬券内率は高いです。穴馬は中穴~10番人気以下の大穴まで馬券内に入ってくるので、注意が必要です。
・年齢
◆過去、天春で1着になった馬は、何歳だったのでしょう?
4歳 4回
5歳 5回
6歳 1回
7歳 0回
8歳 0回
1着馬になる馬は、ほぼ4~5歳馬です。6歳馬で1着になったのは2015年のゴールドシップだけです。
◆参考:1着馬以外も含めた全頭データ(直近10年間)
1着に関しては4~5歳馬が圧倒的に有利ですが、2~3着に6歳馬の活躍が目立ちます。
・性別
◆過去、天春で1着になった馬の性別は?
牡馬 10回
牝馬 0回
騙馬 0回
牡馬しか勝っていません。牝馬は過去10年間で6頭しか出走していませんが、いずれも馬券内の実績はありません。2018年のスマートレイアーの7着が牝馬の最上位です。
・枠番
◆過去、天春で1着になった馬の枠番は?
1枠 4回
2枠 1回
3枠 1回
4枠 1回
5枠 0回
6枠 1回
7枠 1回
8枠 1回
1枠の勝率が高いです。そのほかの枠に差はありません。
◆参考:1着馬以外も含めた全頭データ(直近10年間)
1枠の勝率だけ抜けていますが、全体的に枠に差はほとんどないといってよいでしょう。
・所属トレーニングセンター
◆過去、天春で1着になった馬の所属トレーニングセンターは?
栗東 6回
美浦 4回
特に傾向はみられません。
◆参考:1着馬以外も含めた全頭データ(直近10年間)
出走頭数は栗東の方が3倍程度多いため、勝率・連対率など率でみると栗東・美浦で差はほとんどありません。
・種牡馬
◆過去、天春で1着になった馬の種牡馬は?
ステイゴールド 4回
ブラックタイド 2回
ディープインパクト 2回
ミスキャスト 1回
マンハッタンカフェ 1回
ステゴールド産駒の勝利数が多いですね。連覇を成し遂げたフェノーメノのほか、ゴールドシップ、レインボーラインがステイゴールド産駒でした。しかし今年の天春の出走登録馬にステイゴールド産駒はいません。
◆参考:1着馬以外も含めた全頭データ(直近10年間)
注目すべきは、1着こそないがハーツクライ産駒の馬券内率が非常に高いこと。今年の天春のハーツくらい産駒はゴーストです。もう1点注目すべきはキンカメ産駒が一度も馬券に絡んでいないこと。今年の天春のキンカメ産駒はユーキャンスマイルとシロニイです。
・生産牧場
◆過去、天春で1着になった馬の生産牧場は?
ノーザンファーム 3回
追分ファーム 2回
ヤナガワ牧場 2回
出口牧場 1回
橋本牧場 1回
ノースヒルズ 1回
連覇の影響が強いので、傾向といえるほどのものはないと判断します。
◆参考:1着馬以外も含めた全頭データ(直近10年間)
あまり面白い傾向はみられませんので、生産牧場は気にしなくて良いでしょう。
・前走の人気
◆過去、天春で1着になった馬は、前走では何番人気だった?
1番人気 5回
2番人気 1回
3番人気 1回
4番人気 0回
5番人気 1回
6番人気以下 2回
前走1番人気の馬の成績が抜けて高いです。
◆参考:1着馬以外も含めた全頭データ(直近10年間)
前走1番人気の馬は馬券内率でみてもやはり好成績ですね。過度に信用すると落とし穴がありそうですが、少しひいき目にみるくらいがちょうど良い気がします。今年の天春で前走1番人気の馬は、アリストテレス、ウインマリリン、カレンブーケドールです。
・前走の着順
◆過去、天春で1着になった馬は、前走では何着だった?
1着 5回
2着 2回
3着 0回
4着 1回
5着 1回
6着以下 1回
前走1着馬が好成績ですね。
◆参考:1着馬以外も含めた全頭データ(直近10年間)
前走1着馬の成績がやや高いですね。過度に信用してはいけませんが、おさえておきたいですね。前走1着馬はウインマリリン、ディープボンド、ディアスティマです。
・前走クラス
◆過去、天春で1着になった馬は、前走どのクラスのレースに出走していた?
G1 2回
G2 8回
G3 0回
オープン 0回
前走G2組が圧倒的に有利です。これは前走G2組の出走頭数がめちゃくちゃ多いことが要因です。
◆参考:1着馬以外も含めた全頭データ(直近10年間)
注目したいのは前走G1組。出走頭数は過去10年間で6頭しか出走していませんが、勝率・連対率がめちゃくちゃ高いです。ただし、前走G1組で好走したのはフィエールマン、キタサンブラック、シュヴァルグランの3頭で、いずれも天春で人気に推される有力馬達でした。今年の天春はマカヒキが前走G1組ですが、厳しいかもしれませんね・・・。
・前走の距離
◆過去、天春で1着になった馬は、前走どの距離のレースに出走していた?
1600m 0回
1800m 0回
2000m 3回
2200m 1回
2400m 0回
2500m 3回
2600m 0回
3000m 3回
3400m 0回
前走距離に特に偏りはありません。前走2000m~3000mまで、幅広く1着になっています。
◆参考:1着馬以外も含めた全頭データ(直近10年間)
前走2000m組の馬券内率が高いですが、今年の天春に前走2000m~2200m組は1頭もいませんので、気にしないでおきましょう。
・前走の開催地
◆過去、天春で1着になった馬は、前走どの競馬場のレースに出走していた?
札幌 0回
函館 0回
福島 0回
新潟 0回
東京 0回
中山 4回
中京 0回
京都 0回
阪神 6回
小倉 0回
地方 0回
海外 0回
前走中山組か阪神組しか勝っていません。この2つに絞っても良いかもしれませんね。ただし、ほとんどの出走馬が前走中山か阪神だという点には注意しておきたいです。
◆参考:1着馬以外も含めた全頭データ(直近10年間)
・騎乗
◆過去、天春で1着になった騎手は、前走から継続騎乗している?乗り替わっている?
継続騎乗 7回
乗り替わり 3回
前走から継続して同じ騎手が乗っている方が有利ですね。
◆参考:1着馬以外も含めた全頭データ(直近10年間)
ほとんど傾向は変わりませんので、あまり気にしなくて良いでしょう。
・前走からの間隔
◆過去、天春で1着だった馬は、前走からどれくらいの間隔をあけて天春に出走していた?
連闘 0回
2週 0回
3週 0回
4週 3回
5~9週 5回
10~25週 2回
半年以上 0回
前走から4週~9週の間隔を空けて天春に出走する馬が圧倒的に有利です。10~25週で勝った馬は、連覇したフィエールマンだけです。
◆参考:1着馬以外も含めた全頭データ(直近10年間)
馬券内率という意味では、前走から10~25週の間隔を空けて出走する馬も好成績です。3週の間隔で天春に出走する馬は一度も馬券内に入ったことはなく、今年の出走まではディバインフォース、メロディーレーンが該当します。
以上、天皇賞(春)の枠番確定前評価でした(^^)/
みなさんの予想の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!