こんにちは、でらりんです(^^♪
今週末は２歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズ（以下、阪神ＪＦ）が開催されます。注目されるのは史上初の白毛馬によるＧⅠ制覇がかかっているソダシ。そして鹿毛ですがソダシと同じくシラユキヒメ一族のメイケイエール。
シラユキヒメ一族の歴史についてはこちらの記事にまとめています(・ω・)ノ
その他の注目馬は、サトノフラッグの妹であり国枝厩舎＆ルメールのタッグで挑むサトノレイナス。新種牡馬モーリス産駒でサウジＲＣ2着のインフィナイト。ファンタジーＳでは最後方からぶっちぎりの末脚で2着を確保したオパールムーンなど。
今年の阪神ＪＦ全出走馬の中から過去のデータを検証し、1着馬をあぶりだします。
まずは結論から。
結論
◎ソダシ
◎メイケイエール
◎インフィナイト
今回のデータ検証ではこの３頭が100%合致します。うーーーん、今まで2頭はあっても3頭は初めてですね。もっと絞りたいのですが、現時点では無理に絞らずにあくまで3頭が有力馬だという結論にしておきます。そのうえで、本命や馬券の買い方をどうしていくのかは、週末までに検討します(・ω・)ノ
検証結果の表がこちらです。特筆すべきは、人気の一角であるサトノレイナスの合致率が低いことです。データ検証からは、危険な人気馬だと位置づけます。
では、検証結果をご覧ください(/・ω・)/
出走登録馬
【過去19年】阪神ＪＦの1着馬
2019年 レシステンシア
2018年 ダノンファンタジー
2017年 ラッキーライラック
2016年 ソウルスターリング
2015年 メジャーエンブレム
2014年 ショウナンアデラ
2013年 レッドリヴェール
2012年 ローブティサージュ
2011年 ジョワドヴィーヴル
2010年 レーヴディソール
2009年 アパパネ
2008年 ブエナビスタ
2007年 トールポピー
2006年 ウオッカ
2005年 テイエムプリキュア
2004年 ショウナンパントル
2003年 ヤマニンシュクル
2002年 ピースオブワールド
2001年 タムロチェリー
※2歳限定戦として登録された2001年以降の19年分のデータを使用して検証します
重要な検証 ＝ 重賞までの道のり
2歳馬の重賞を予想するうえで重要なポイントは、デビューから重賞（阪神ＪＦ）までの道のりです。
前走レースを中心に、様々な角度から検証していきます( ｀ー´)ノ
また、この道のりに関しては過去何度か検証を重ねてきましたが、20年前と近年では傾向が大きく変化しています。そのため、直近10年のデータを使って検証します。
・前走のクラス
◆過去、阪神ＪＦで1着になった馬は、前走はどのクラスのレースに出走していたのでしょう？
重賞 7回
オープン 1回
５００万下 1回
新馬戦 1回
前走重賞組が阪神ＪＦで1着になっている傾向が高いです。新馬戦から1着になった馬は2011年のジョワドヴィーヴルのみ。
・前走の人気
◆過去、阪神ＪＦで1着になった馬は、前走は何番人気だったのでしょう？
1番人気 5回
2番人気 3回
3番人気 0回
4番人気 1回
5番人気 0回
6番人気以下 1回
前走1~2番人気の馬が、阪神ＪＦで1着になる傾向がとても高いです。もっとも低い人気で1着になったのは、2014年のショウナンアデラ（8番人気）です。
・前走の着順
◆過去、京都２歳Ｓで1着になった馬は、前走は何着だったのでしょう？
1着 8回
2着 2回
3着 0回
4着 0回
5着 0回
6着以下 0回
前走1着の馬が、阪神ＪＦでも1着になる傾向がとても強いです。前走1着馬だけに絞っても良いと思いますが、前走2着馬までカバーすると勝率100%の傾向です。
・前走の距離
◆過去、阪神ＪＦで1着になった馬は、前走はどんな距離のレースを走っていたのでしょう？
1400m 4回
1600m 4回
1800m 2回
前走で1400m～1800mの距離を走った馬だけが阪神ＪＦで1着になっています。その中でも前走1400m~1600mの距離を走った馬の勝率は80%。
・前走の開催地
◆過去、京都２歳Ｓで1着になった馬は、前走はどこの競馬場に出走していた？
京都 5回
東京 4回
函館 1回
従来、京都競馬場で開催されるファンタジーＳが今年は阪神競馬場で開催されています。そのため、前走で京都・東京のほか阪神も加えた３場でレースをした馬が有力です。
・レース出走回数
◆過去、阪神ＪＦで1着になった馬は、デビューから何戦目のレースだったのでしょう？
2戦目 1回
3戦目 6回
4戦目 3回
5戦目 0回
新馬戦から数えて、3戦目～4戦目で阪神ＪＦに挑戦する馬が有力候補です。
・前走からの間隔
◆過去、阪神ＪＦで1着になった馬は、前走から何週くらい間隔を空けていたのでしょう？
１～５週 5回
６～１０週 4回
１１～１５週 1回
前走から10週以内、もっというと前走から8週以内の間隔をあけて阪神ＪＦに挑戦する馬が有力候補です。つまり10月10日以降にレース出走経験がある馬が有力候補です。
過去の阪神ＪＦ1着馬の傾向
ここからは前走の傾向ではなく、過去の阪神ＪＦの傾向を検証していきます。過去に阪神ＪＦで1着になった馬の傾向がこちら( ｀ー´)ノ ここからは過去19年間の阪神ＪＦのデータを使って検証します。
・人気
◆過去、阪神ＪＦで1着になった馬は、何番人気だったのでしょう？
1番人気 6回（31.5%）
2番人気 2回（10.5%）
3番人気 1回（5.3%）
4番人気 3回（15.8%）
5番人気 3回（15.8%）
6番人気以下 4回（21.1%）
阪神ＪＦの人気はそこまで気にしなくて良いでしょう。穴がくることもあります。
・偶数馬番 or 奇数馬番
◆過去、阪神ＪＦで1着になった馬の馬番は、偶数馬番？奇数馬番？
偶数馬番 10回
奇数馬番 9回
まだ若い2歳馬達なのであとからゲート入りできる偶数馬番が有利かなと思いましたが、過去の傾向では変わらないですね。
・所属トレーニングセンター
◆過去、阪神ＪＦで1着になった馬は、どのトレーニングセンターに所属していたのでしょう？
栗東 15回
美浦 5回
ここはやはり栗東が有利ですね。直近10年でみても栗東トレセン馬が7回と有利です。
・継続騎乗
◆過去、阪神ＪＦで1着になった騎手は、前走から継続騎乗している？
継続 16回
乗替 3回
前走から同じジョッキーが継続して騎乗する方が断然勝率は高いです。まだ若い馬たちなので、人馬一体で女王戦に挑んだ方が良いのですね。もちろんこれまでのレースや調教で馬の癖をつかんでいることが大きいのでしょう。特に牝馬ですしね。
・生産牧場
◆過去、阪神ＪＦで１着になった馬の生産牧場は？
ノーザンファーム 10回
社台ファーム 2回
下河辺牧場 1回
カントリー牧場 1回
谷口牧場 1回
白老ファーム 1回
ヤマニンベン牧場 1回
ピースオブワールド 1回
諏訪牧場 1回
過去19年間でみると、ノーザンファーム生産牧場の勝率が約50%程度です。しかし、ノーザンファームの快進撃は直近の数字でみるべきです。直近10年のデータではこうなります。
◆直近10年の、阪神ＪＦで1着になった馬の生産牧場は？
ノーザンファーム 7回
社台ファーム 2回
下河辺牧場 1回
ノーザンファームが断然有利ですね。社台ファームも2回勝っていますので、この2種で絞りましょう。
まとめ
ここまでの検証で有効だと判断した項目を表にしました。
全10項目に対し、10点満点の馬がなんと3頭もいます。
◎ソダシ
◎メイケイエール
◎インフィナイト
次いで8点のオパールムーン。
7点はサルビア、ジェラルディーナ、シゲルピンクルビー、ナムラメーテル、ヨカヨカの5頭が並んでいます。
そして人気馬のサトノレイナスは6点です。
以上で阪神ＪＦのデータ検証は終了です。
これらのデータを参考に、週末に向けて予想を検討していきます(^^♪
個人的には白毛馬を応援していますので、ソダシが本命、メイケイエールが対抗と決めてますが、あとは馬券の買い方ですね～(・ω・)ノ
では今週も楽しんでいきましょう(^^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！