【データ予想】菊花賞2着馬 有力候補

予想

こんにちは、でらりんです(^^♪

今週末に開催される菊花賞ですが、なんといっても注目は父ディープインパクト以来のクラシック無敗三冠へ挑戦するコントレイルでしょう!( `ー´)ノ
先週の秋華賞でデアリングタクトが1着になったように、今週も歴史的瞬間を応援するためにコントレイル1着固定で応援していきたいと思います!

引用元:netkeiba.com

ということで先週のデアリングタクトに続き、今週もコントレイルのお相手となる2着馬について、過去20年間の菊花賞データをもとに予想します。3着馬予想はまたアップします。

 

結論

◆過去20年間の菊花賞データをもとにした2着候補
1位:ヴェルトライゼンデ
2位:サトノフラッグ
3位:ヴァルコス
4位:神戸新聞杯組

2着馬はヴェルトライゼンデとサトノフラッグの2頭に絞って良いかも。

(2020年10月21日更新)
2着馬はヴェルトライゼンデ1頭に絞ります
理由は栗東トレセン所属馬だから。詳細は以下「所属トレーニングセンター別」の検証に記載しています

では、結論に至った検証結果を説明していきます。

 

菊花賞 レース紹介&歴代1着馬

この記事では、菊花賞のレース紹介や歴代1着馬などにはスポットをあてません。
先日まとめた記事がありますので、こちらをご参照いただければと思います(^^♪

 

菊花賞 歴代2着馬

まずは直近20年間の菊花賞における、歴代2着馬をご紹介します。
※( )は1着馬です。

2019年サトノルークス(ワールドプレミア)
2018年エタリオウ(フィエールマン)
2017年クリンチャー(キセキ)
2016年レインボーライン(サトノダイヤモンド)
2015年リアルスティール(キタサンブラック)
2014年サウンズオブアース(トーホウジャッカル)
2013年サトノノブレス(エピファネイア)
2012年スカイディグニティ(ゴールドシップ)
2011年ウインバリアシオン(オルフェーヴル )
2010年ローズキングダム(ビッグウィーク)
2009年フォゲッタブル(スリーロールス)
2008年フローテーション(オウケンブルースリ)
2007年アルナスライン(アサクサキングス)
2006年ドリームパスポート(ソングオブウインド)
2005年アドマイヤジャパン(ディープインパクト)
2004年ホオキパウェーブ (デルタブルース)
2003年リンカーン(ザッツザプレンティ)
2002年ファストタテヤマ(ヒシミラクル)
2001年マイネルデスポット(マンハッタンカフェ)
2000年トーホウシデン(エアシャカール)

 

過去20年間のうち、2017年と2013年の馬場は不良馬場で、それ以外は良馬場です。
不良馬場のレースというのは適正が高い馬やレース展開が大きく異なります。
今週末に開催される2020年菊花賞に関しては恐らく良馬場、悪くても稍重だと思いますので、今回の検証データからは除外します。
そのため、以下の文章では便宜上「過去20年間のデータ」と記載していますが、正確には2017年と2013年を除く18年分のデータだとご認識ください。

 

菊花賞 過去20年間のデータ検証

・人気別

過去20年間の菊花賞で2着馬になった馬は、何番人気だったのでしょうか?

◆人気別 ※( )は比率です
1番人気 1回(5.6%)
2番人気 4回(22.2%)
3番人気 1回(5.6%)
4番人気 3回(16.7%)
5番人気 1回(5.6%)
6番人気以下 8回(44.4%)

対象18レースのうち、6番人気以下が8回(全体の44%)を占めています。次いで2番人気が4回(22.2%)。4番人気が3回(16.7%)です。2番人気が2着になった年のレースは、もしかして人気馬同士の決着では?と思い調べました。

◆2番人気が2着になった年の1着馬
フィエールマン  (7番人気)
キタサンブラック (5番人気)
オルフェーブル  (1番人気)
ソングオブウインド(8番人気)

決して人気馬同士で決まっていたわけではないようですね。1番人気→2番人気で決着したのは2011年のオルフェーヴル →ウインバリアシオンの1回のみです。つまり、1番人気→2番人気で決着する確率は5.6%(※1)ですね。

※1 = 1番人気→2番人気で決着した回数1回。1回÷対象18レース=5.6%

 

・枠番別

過去20年間の菊花賞で2着になった馬は、何枠だったのでしょうか?

◆枠番別
1枠 2回
2枠 2回
3枠 2回
4枠 1回
5枠 3回
6枠 3回
7枠 4回
8枠 1回

大外枠だけ不利にも見える結果ですが、このレベルであれば誤差。枠番は参考にしないでおきましょう。

 

・騎手別

過去20年間の菊花賞で2着になった馬の騎手は誰だったのでしょうか?

◆騎手別
横山典弘 4回
福永祐一 3回
※上記2名以外に、菊花賞で2回以上2着になった騎手はいません

こう見ると横山典弘騎手が2着になる可能性が高いのか?と思ってしまいますが、時間軸で見てみましょう。

◆菊花賞で2着になった騎手一覧
2019年 福永祐一
2018年 デムーロ
2016年 福永祐一
2015年 福永祐一
2014年 蛯名正義
2012年 メンディ
2011年 安藤勝己
2010年 武豊
2009年 吉田隼人
2008年 藤岡佑介
2007年 和田竜二
2006年 横山典弘
2005年 横山典弘
2004年 横山典弘
2003年 横山典弘

2002年 安田康彦
2001年 太宰啓介
2000年 田中勝春

横山典弘騎手は2003年~2007年に4大会連続2着なんですね。これはこれですごいです。ただし、時間軸の傾向でみると信用しづらいところ・・・。(直近10年以上では一度も2着になっていない)
では、福永騎手のコントレイルが2着になる可能性は高いのでは?という見方もできます。ですがこの予想の大前提は、コントレイルが1着になるところにあります。ここではあえて、「福永騎手は2着濃厚」という捉え方ではなく、「福永騎手は近年の菊花賞の戦い方を熟知している」と捉えることにします。
結論、2着馬を絞るうえで騎手は参考外とします。

 

・調教師別

過去20年間の菊花賞で2着になった馬の調教師は誰だったのでしょうか?

◆調教師別 ※( )は該当馬
友道康夫 2回(エタリオウ、スカイディグニティ)
橋口弘次 2回(ローズキングダム、フローテーション)
松田博資 2回(ドリームパスポート、アドマイヤジャパン)
※上記3名以外に、菊花賞で2回以上2着になった調教師はいません

この中で今回菊花賞に出走登録しているのは、友道厩舎のヴァルコスのみ。ここは穴っぽいですし、おさえておきたいですね。

 

・前走レース

過去20年間の菊花賞で2着になった馬は、前走どんなレースに出走していたのでしょうか?

◆前走レース ※( )は比率です
神戸新聞杯    9回(50%)
セントライト記念 5回(27.8%)

札幌記念     2回(11.1%)
京都大賞典    1回(5.6%)
鳴滝特別     1回(5.6%)

きましたねー。やはり菊花賞の最重要ポイントはトライアルレース組ですか。神戸新聞杯とセントライト記念組だけで、全体の80%近く占めています。ここ最大のポイントなので、さらに掘り下げて検証してみましょう。

◆神戸新聞杯組
1着 2回(22.2%)
2着 4回(44.4%)

3着 0回(0%)
4着 1回(11.1%)
5着 1回(11.1%)
6着以下 1回(11.1%)

神戸新聞杯で1~2着になった馬が菊花賞で2着にくる可能性が高いですね。具体的には過去20年間の菊花賞のうち、2着に神戸新聞杯の1~2着馬が33%(※2)の確率で入選しています。これは高い確率です。さらに言うと、2020年の神戸新聞杯1着馬はコントレイルです。この記事の予想の大前提はコントレイル1着ですので、2020年神戸新聞杯2着の馬が菊花賞2着になる可能性が33%ということになります。

神戸新聞杯2着馬は、ヴェルトライゼンデです。

引用元:netkeiba.com

※2 = 神戸新聞杯組の1~2着馬が菊花賞2着になった回数6回。6回÷対象18レース=33.3%

◆セントライト記念組
1着 0回(0%)
2着 4回(80%)
3着 1回(20%)
4着 0回(0%)
5着 0回(0%)
6着以下 0回(0%)

これもすごいデータですね。セントライト記念の2着馬が菊花賞2着になる確率がすごく高いです。具体的には過去20年間の菊花賞のうち、2着にセントライト記念の2着馬が22.2%(※3)の確率で入選しています。そしてポイントは、セントライト記念1着馬が菊花賞2着になったことはないということです。

セントライト記念の2着馬は、サトノフラッグです。
そして、セントライト記念の1着馬は、バビットです。

引用元:netkeiba.com

※3 = セントライト記念2着馬が菊花賞2着になった回数4回。4回÷対象18レース=22.2%

 

・所属トレーニングセンター別

過去20年間の菊花賞で2着になった馬は、栗東と美浦のどちらのトレーニングセンターに所属していたのでしょうか?(栗東=滋賀県。美浦=茨城県。つまり関西のトレーニングセンターで鍛えている馬か、関東のトレーニングセンターで鍛えている馬かという意味です(^^♪)

◆トレセン別 ※( )は比率です
栗東 16回(88%)
美浦 2回(12%)

栗東トレセンの所属馬が圧倒しています。これは2着馬に限った話しではなく過去20年間の菊花賞において、1~3着に入線した全60頭のうち、栗東トレセン所属馬は54頭(90%)です。

この話しはまた別の機会で記事にしようと思いますが、近年美浦トレセンの実績も上がってきており、皐月賞やダービーにおいては栗東トレセン所属馬と大差ないレベルにまで上昇していますが、菊花賞においてはまだ栗東トレセン所属馬が有利とみるべきでしょう。

 

これら検証結果を加味した結論は冒頭に述べたように、ヴェルトライゼンデ1頭に絞ります。
結局1着がコントレイルで、2着が2番人気になるであろうヴェルトライゼンデかー。。。とも思いましたが、前回クラシック三冠馬が誕生したオルフェーブルの菊花賞は、2着に2番人気のウインバリオアシオンがきています。オルフェーブルで三冠を達成した池添騎手が、今度はコントレイルの三冠馬を阻止する立場。これもまた良いドラマじゃないですか( `ー´)ノ

 

さいごに

以上、過去20年間の菊花賞データから検証する2着馬予想でした。
恐らくコントレイル→ヴェルトライゼンデの馬単でオッズ5倍以上はつくはずなので、そういう勝負の仕方も大アリですね(^^♪

ただし、データはあくまで「過去の事実」であって「目の前の真実」ではないです( `ー´)ノ
みなさんの予想の参考程度に取り入れてもらえればと思います(^^♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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