【コース解説】阪神競馬場 芝1200m

コース解説

阪神芝1200m 特徴

スタート地点は向正面直線半ばより2コーナー寄り。
内回りコースを使用し、3コーナーまでの距離は243m。
3コーナーまで距離がやや短いので、真ん中から内側の枠の方が3~4コーナーで内のポジションをとりやすいため有利。
ただし、最内枠はスタートで後手をふむと進路を潰されてしまいやすいので注意が必要。

スタート直後から微妙な下り坂になっていて、3~4コーナー中間の残り800m付近で本格的な下り坂に突入する。
直線半ばまで下りが続き、残り200m付近でゴール前の急坂。
ゴール前の急坂では、1.8mの勾配を一気に駆け上がる。

AコースとBコースでは直線部分で3m、曲線部分で4m幅員が違う。
秋開催の開幕週という最も時計が出やすい時期に行われるため、勝ち時計が速く、上がりも速い
結果的に前半3ハロンと後半3ハロンのラップ差がほとんどないという特殊な状況が生まれる。通常は後半3ハロンの方が時計がグッとかかる前傾ラップだ。Aコース時は逃げ・先行馬が有利。Bコースでは逃げ馬が不振で、差し馬が活躍している。

 

クラス別水準ラップ

クラス別水準ラップ(3F – 1F – 3F)と勝ち時計

◆3歳以上1勝クラス
(34.3 – 35.1 = 1.09.4)

◆3歳以上2勝クラス
(34.2 – 34.8 = 1.09.0)

◆3歳以上3勝クラス・オープン
(33.9 – 34.8 = 1.08.7)

◆3歳以上重賞
(33.7 – 33.9 = 1.07.6)

阪神芝1200m 傾向

2015年1月1日~2020年12月31日の集計データをご紹介します

・枠番別

傾向として外枠はやや不利。真ん中から内側の枠がやや有利です。スタート後、3コーナーまでの距離がやや短いため、内側を先行したままコーナーを進める方がやや有利ということです。

 

・騎手別

  

・調教師別

 

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