東京芝2000m 特徴
スタート地点は1コーナー奥のポケット。スタート後、約100m進んだところに左へ曲がる大きなカーブがある。向正面の長い直線を走り、3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂。3~4コーナーにかけては下り坂になっている。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)。
東京競馬場全体の高低差は2.7mある。最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さ。
仮柵によるコース設定はA、B、C、Dの4パターン。3mごとに幅員が異なる。例年、Dコースは1~2月に使用され、芝内側部分を保護している。
2コーナーのカーブが大きな鬼門となるコース。スタート直後は馬群がかたまり気味になってしまうので、多頭数の大外枠は距離ロスを強いられることになり、非常に厳しい。
向正面の直線に入ってもペースがあまり上がらないため、基本的にはスローの展開が多くなり、最後は決め手が問われる。ただ、前後半3ハロンの時計はクラスによる差はあまりない。中盤の厳しさがクラスの差につながる。
馬場が良好なときは逃げ・先行馬が非常に有利。馬場が少し痛むCコース、Dコースの時期になると逃げ馬が苦しくなり、差し馬の好走が増えてくる。追い込み馬は常に不利。直線距離が長くても、前の馬はそう簡単に止まらない。
クラス別水準ラップ
※2016年1月1日~2020年12月31日までのデータを使用しています。
※200m刻みの平均ラップです。
◆2歳新馬戦
13.4-12.5-12.6-12.7-13.0-13.0-12.8-11.6-11.2-11.5 = 2.04.3
◆2歳未勝利戦
13.0-11.9-12.1-12.4-12.7-12.6-12.5-11.6-11.6-11.9 = 2.02.4
◆2歳1勝クラス
13.3-12.1-12.2-12.3-12.8-12.7-12.5-11.5-11.2-11.4 = 2.01.9
◆2歳オープン
開催なし
◆3歳新馬戦
開催なし
◆3歳未勝利戦
13.1-12.0-12.1-12.4-12.8-12.6-12.3-11.5-11.5-11.8 = 2.01.8
◆3歳1勝クラス
13.0-11.9-11.9-12.2-12.4-12.4-12.3-11.5-11.4-11.8 = 2.00.9
◆3歳オープンクラス
12.8-11.5-11.5-11.8-12.2-12.1-12.1-11.5-11.7-12.0 = 1.59.3
◆3歳以上2勝クラス
13.2-12.1-12.0-12.3-12.5-12.4-12.2-11.4-11.4-11.9 = 2.01.2
◆3歳以上3勝クラス
13.0-11.8-11.9-12.1-12.3-12.2-12.1-11.5-11.4-11.9 = 2.00.2
◆3歳以上オープンクラス
13.0-11.9-11.9-12.0-12.3-12.2-11.8-11.3-11.4-12.1 = 1.59.9
東京芝2000m 傾向
・枠番別
※2016年1月1日~2020年12月31日のデータを使用しています。
・騎手別
※2020年1月1日~2020年12月31日のデータを使用しています。
・調教師別
※2020年1月1日~2020年12月31日のデータを使用しています。
・種牡馬別
※2017年1月1日~2020年1月31日のデータを使用しています。
・脚質別
※2017年1月1日~2020年1月31日のデータを使用しています。