京都芝2000m 特徴

スタート地点は、メインスタンドの目の前。スタートして間もなくゴール板を過ぎ、1コーナーにさしかかる。1コーナーまでの距離は約300m(Aコース時)。1~2コーナーは平坦。バックストレッチの距離は約400m。ここで高低差3.1mの坂を上り、3~4コーナーにかけて下る。最後の直線は平坦で、Aコース時が328m、B、C、Dコース時が323m。最後の直線距離は中央場所の中で中山に次いで短い。
重賞は秋華賞が行われる舞台。同レースの水準ラップでは前後半の3ハロンがほぼイーブン。全体的によどみがない流れになりやすいが、これは同レース特有の流れ。
下級条件ではスローペースになることが多い。中盤の4ハロンもゆったりと流れ、上がりの3ハロンが速くなる。ただし、最後の直線は長くないので、悠然と構えてはいられない。4コーナーより手前から仕掛けることになる。小回りの競馬場にも対応できる器用さが求められる。
CコースとDコース時の方が逃げ・先行馬が非常に優勢。Aコース・Bコース時の方が差し、あるいはまくりが決まっている。枠順は1コーナーが近いため内枠が有利。特にフルゲートだと外枠はロスが大きくなってしまう。ただし、内枠でもスタートが決まらないと、馬群に包まれ、動けなくなるので注意したい。
クラス別水準ラップ
クラス別水準ラップ(3F-4F-3F)と勝ち時計
◆2歳オープン・重賞クラス
(37.0-50.0-35.0 = 2.02.0)
◆3歳以上1勝クラス
(36.1-49.6-35.2 = 2.00.9)
◆3歳以上2勝クラス
(36.8-49.2-34.6 = 2.00.6)
◆3歳以上3勝クラス・オープンクラス
(35.8-48.7-34.8 = 1.59.3)
◆3歳以上重賞クラス
(35.2-48.5-34.9 = 1.58.6)
京都芝2000m 傾向
※2015年1月1日~2020年12月31日のデータを使用して集計してます。
・枠番別

・騎手別

・調教師別
